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台湾出張支援隊

第7回(8月号その2) 
タクシーを使って自由自在に移動!

2010年8月13日掲載

 前回、空港まで迎えに来てくれた現地法人の陳さんと無事出会うことができ、台北市内への車中でMRTの乗り方を教えてもらったはいいけれど、いきなりMRT駅で降ろされ、ホテルまで自力で行けるかチャレンジさせられた玉山氏。早くもぐったりしてるかと思ったら、これが意外と‥。

ホテルにて

 何とかホテルへ辿りついた玉山氏。チェックインをしようとフロントへ行くと、こちらが何も言わなくてもフロントの男性が日本語で話しかけてくれ、もちろん何のトラブルもなく無事チェックイン完了。玉山氏は自分の顔がそれほど日本人顔なのかと、少々困惑。それでも部屋に入るなり、テレビを付けてみたりお風呂やトイレを確認したりと、意外と元気な様子。

「しかし陳さんにはまいったよなー。いきなりなんだもの。まぁ、私だったから無事ホテルへ着いたけど、普通の人ならきっと迷子になってるところだよ。」
などと一人自慢話に花を咲かせていると、部屋の電話が鳴りました。
「もしもし?」
「玉山さん、陳です。今ホテルのロビーに来ています。現地法人のオフィスへ挨拶に行きますか?」
「あ、そうですね。ではお願いします。あ、でも、また置いてきぼりとかはイヤですよ?」
「あはは。ごめんなさい。大丈夫です。じゃ、ロビーまで下りて来てください。」

 ロビーで陳さんと合流した玉山氏。ホテルのエントランスからタクシーに乗り込み、台北の街中へ繰り出しました。

MRT

「さっきは仕方なくチャレンジしたけど、MRTを乗りこなせることが出来れば台北市内の移動はとっても楽になりそうですね。」
「その通りです、玉山さん。でも、目的地が駅の近くにあるとは限らないので、タクシーの乗り方もマスター出来れば万全です。」
「確かにその通りだね。今も乗ってる感じとして、日本のタクシーとそれほど違いがないように思うんだけど、何かコツみたいなのがあるのかな?」
「コツというほどのものではありませんが、では、タクシーの基本的な利用法をお教えしますね。」
「お、よろしくお願いします。」


タクシー

台北市内はたくさんのタクシーが走っています。料金はとてもリーズナブルですので、どんどん利用して時間を有効に使いましょう!
料金
  • 初乗り:70元(1.25kmまで+1分40秒までの待ち時間)
  • 距離追加:250mにつき5元
  • 待ち時間追加:1分40秒につき5元
  • 深夜料金:20元追加(23:00~6:00)
※待ち時間とは、渋滞による停止や信号待ちを含みます。
※料金に地域によって違います。上記は台北の場合です。
乗り方
台北市内のタクシー タクシーを拾うのはとても簡単です。道ばたで手を挙げれば競い合うように停車してくれます。

 タクシーが止まったら、日本のように自動ドアではありませんから、自分の手で後部座席のドアを開けて乗り込んでください。もちろん乗ったら自分で閉めることも忘れずに。

 また、3名以上の場合は助手席に乗っても問題ありません。ただし、助手席はシートベルト着用が義務づけられていますから、座ったら必ず締めてください。一般的なタクシーは運転手を入れて定員5名ですから、4名を超えて乗り込むことはできません。
行き先
台北市内のタクシー 乗ってから行き先を告げますが、中国語は発音が非常に微妙ですから、紙に行き先の住所を書いて見せるのがベストです。夜暗いときは見にくいので、大きくはっきり書いておきましょう。また、地図を見せてもなぜかあまり理解してもらえません。

 台湾では通り名がそのまま住所になっており、番地も道の両側で奇数偶数に分かれている上に、住所表示もきちんとされているので、安心して任せましょう。ただし、目的地が小さな路地の中だったら、路地の入り口で降ろされることもあります。
支払い
 目的地に到着したら、自分でメーターの金額を確認して料金を支払います。たくさんのお釣りを用意していないタクシーもありますから、できるだけ小銭を用意しておくとよいでしょう。台北市街地の移動であれば、300元あればかなりのエリアをカバーできます。小銭で300元分用意しておけば安心です。

 また、領収書はもらえない場合も少なくありませんが、どうしても欲しければ「給我収據:ゲイウォショウジィ」と言えば(通じれば)発行してくれます。
降り方
 降りるときも自分でドアを開けますが、後ろからバイクなどが走ってきていないかを必ず確認してから開けるようにしてください。台北市内はバイクが非常に多く、車の隙間を縫って爆走してきますから、特に注意が必要です。また、運転手側のドアからは降りないようにしてください。

 降りたらドアはしっかりと閉めてください。日本人は自動ドアに慣れているので、締め忘れが多いようです。

タクシー利用のポイント
 タクシー運転手さんの多くはフレンドリーで親切なのですが、全てのタクシーが安全で確実とは言い難いのが残念なところです。非常に乱暴な運転(時には日本人の一般的想像を遙かに超える)をするタクシーや、わざと遠回りしたりする運転手もまれにいます。

タクシー利用のポイント で、どうすればそういうタクシーに乗ることを避けることができるかというと、とにかく見た目の綺麗なタクシーを選ぶこと。見た目とは車の新旧ではなく、ボディにぶつけた後やキズが多いかどうかということです。地元の人たちも実践しているので、ある程度効果的な判別法であることは間違いないでしょう。

 道ばたで手をあげる際、走ってくる車が綺麗かどうかをちゃんと確認し、その車に向かって手をあげるようにしましょう。目的外の傷だらけのタクシーが割り込んで来て止まることがありますが、遠慮はいりません。手を振ってあなたの車には乗らないと意思表示し、さっさと目的の綺麗なタクシーに乗ってしまえばいいのです。

 また観光地など外国人が多いところで客引きをしているタクシーの場合、中にはメーターを動かさず、法外な料金を請求してきたり、裏で繋がっているお店に連れて行かれたりすることもあるようなので、そういうタクシーは避けて、車列を作って客待ちしているか、流しのタクシーを拾うことをお勧めします。

 高級ホテルから出発する場合は、ドアボーイに行き先を告げて(見せて)、タクシーを呼んでもらうとよいでしょう。

「わーー、これは便利ですねぇ、運賃も安いし。それに台北だとMRTと組み合わせれば、まさに行きたいところへ自由自在って感じですね。」
「さすが玉山さんは飲み込みが早い!もうこれで大丈夫ですね。」
「あ、いやいやいや。これ、前回と全く同じパターンじゃないですか!勘弁してください。」
「あはは。大丈夫ですよ。じゃ、とりあえず玉山さん、ここで降りてください。」
「わーー!陳さん、ちょっと待って待って!」
「あはは。玉山さん、ここが目的地ですよ。到着です(笑)」
「わーーーーーー陳さーーーーーーん!(涙)」

当たり前のことだろ。

台湾出張メモ その7

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