
専用バスで出発です。今回のメンバーはシンガポール人16名に、日本人2名。道中、ガイドさんが流ちょうな英語で、台湾の歴史や交通事情などについて説明してくれます。
台北県三峽鎮に到着。「三峽」は三本の川が合流する古い町で、古くから樟脳の産地としてにぎわいました。戦前に建てられた赤レンガの街並みが「レトロ街(老街)」として整備されており、伝統的な小吃や名物の牛角麺包(クロワッサン)を食べながら散策を楽しみました。
また見逃せないのが豪奢な「清水祖師廟」です。1767年創建の古いお寺で、現在の建物は戦後に再建されたものですが、現在でも建設途中とのことで“台湾のサクラダ・ファミリア”とも呼ばれているそう。1929年に建てられた町役場を利用した「三峡歴史文物館」も見ごたえがありますよ。
バスで10分ほどの「鶯歌」の街へ移動します。鶯歌は台湾を代表する陶器の町で、多くの職人たちがここに工房やショップを構えています。人気の中国茶器セットも、台北市内よりリーズナブル価格で購入できるそう。滞在時間は約1時間と余裕があるので、ゆったりとショッピングやコーヒータイムを楽しめますよ。
バスは高速道路を経由して、台北市の南にある名刹「龍山寺」へ。1737年建立の台湾最古のお寺で、本尊は観音菩薩像です。本堂の後ろには縁結びの神様である月下老人や、試験を担当する大魁星君など19の神様が並びます。欧米からのお客様にとっては多神教が珍しいらしく、ガイドさんに専門的な質問をどんどん投げかけていましたよ。
お寺で開運祈願をした後は、バスで台北市の中心へ向かいます。車窓からは台北のホワイトハウスと呼ばれる「総統府」や台湾総督の官邸だった「台北賓館」を見学。その後、蒋介石を記念した「中正紀念堂」で下車し、1Fの収蔵品コーナーを見学します。売店には台湾らしい記念品が並び、ヒスイやサンゴのアクセサリーが人気のよう。
台湾のために命をささげた人々を祀る「忠烈祠」で、衛兵交代のセレモニーを見学します。4人の兵隊さんたちの一糸乱れぬパフォーマンスは、見事の一言。思わずカメラを握る手にも力が入ります。セレモニー終了後は、衛兵さんと一緒に写真を撮る人たちでおおにぎわいでした。
台湾を代表する超高層ビル、「台北101」へ到着です。途中、ビルの全体が取れるという秘密のスポットでバスを停めてくれるのも、ガイドさんが案内するツアーならではの醍醐味。残念ながら台北101は外からの見学のみで、展望台に登りたい人やショッピングを楽しみたい人はここでお別れ。自力で空港まで戻ってくる必要があるのですが、その場合は空港行リムジンバス停留所の場所をガイドさんが教えてくれるので安心ですよ。